1995/03/06

最北端へ…5泊6日、宗谷岬への旅 6日目 東京~伊賀

平成7年3月1日から6日にかけて、青春18きっぷとオール夜行列車で、冬の北海道・宗谷岬へ出かけました。 ここでは、その旅行記をご紹介します。

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第6日 平成7年3月6日(月)

東京

新宿に着いたがまだ早朝なので眠い。山手線に乗って、しばらく寝ることに決める。結局、山手線を3周ほどしてしまった。長い旅行で疲れていたら、東京では何もせずにまっすぐ帰る予定だったが、思いのほか元気だったので、東京で少し買い物をしてから帰ることにする。

東京 12:14 → 14:09 熱海

東京から熱海行きの東海道線に乗る。東京駅でドアが閉まろうとしているの時、電車に乗ろうとしていたおばあさんが、カバンだけドアに挟まれてしまう。近くにいた人がドアをこじ開けようとするが、なかなか開かない。ようやく駅員が気付いてドアが開きカバンが抜けたが、おばあさんは遠慮して電車に乗ろうとしない。車内の若者に「あばあちゃん、乗ってもいいんだよ。」と言われ、恥ずかしそうに乗ってきた。1時間半ほど熟睡して、終点の熱海に到着する。

熱海 14:14 → 14:58 富士

島田行きの普通列車に、富士まで乗車する。ここでもよく寝る。やはり旅の疲れが出たのだろうか。富士駅に到着し富士山を探すが、頂上の部分だけ雲に隠れて見えなかった。

 9503 最北端へ159
由比にて伊豆半島を望む

富士 15:09 → 17:38 豊橋

豊橋行きの普通列車に乗り換える。再び富士山を見てみるが、やはり富士山の頂上は雲に隠れて見えない。結局今回の旅行では、きれいな富士山を見ることはできなかった。清水辺りで、海の向こうに伊豆半島がきれいに見える。1人のおじいさんが乗ってきて、知り合いの女性と話をしている。そのおじいさんはなんと89歳で、1人で娘の家へ遊びに行った帰りらしい。少し耳が遠いだけで、口も身体も達者であり、とても驚かされる。

豊橋 17:44 → 18:33 名古屋

豊橋から大垣行きの新快速に乗る。会社帰りのサラリーマンが多く、空席はほとんどない。窓の外はもう真っ暗で、窓明かりやネオンが見えるだけだ。

名古屋 18:54 → 20:15 亀山

名古屋からは、18時54分発の亀山行きに乗る。この前に18時37分発の、乗ってきた新快速にちょうど連絡する電車もあるが、すでに超満員で、亀山から先に連絡する列車もないので乗らない。

亀山 20:17 → 20:48 新堂

亀山で加茂行きに乗り換える。20時48分に定刻通り新堂に到着。長かった旅もようやく終わりを告げた。

今回の旅の行程表
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