DD-WRT化した無線ルータ2台でWDS接続に成功したので、そのメモ。
やりたいことは下の図の通りです。2台の無線ルータ間を無線で接続して無線LANのエリアを拡大し、相互通信を可能にする。つまり、1台でイーサネットコンバーターとアクセスポイントを兼ねさせたいと思います。
※親機・子機とも、DD-WRT v24-sp2 (03/25/13) stdにしたWHR-G301Nで実験しました。他のファームや機種では、表記が異なる場合や、うまく出来ない場合があります。
【親機の設定】
無線LAN→基本より、仮想インターフェイスを追加して、WDS用の仮想インターフェイスを作ります。Wireless Modeは「WDS AP」、SSIDにWDS用に任意のSSIDを設定します。無線LANセキュリティーも必要に応じて設定してください。
無線LAN→WDSに、子機のMACアドレスを追加します。接続方法には「LAN」を選択。
【子機の設定】
子機はあらかじめ有線で接続して、IPアドレスを設定してDHCPサーバをOFFにするなど、必要な設定を行ってあるものとします。
無線LAN→基本より、仮想インターフェイスを追加します。物理インターフェイスのWireless Modeは「WDS Station」、他の項目は親機の仮想インターフェイスと揃えます。仮想インターフェイスのWireless Modeは「AP」として、拡大したい自分のSSIDを設定。無線LANセキュリティーも必要に応じて、親機と揃えて設定してください。
無線LAN→WDSに、親機のMACアドレスを追加します。接続方法には「LAN」を選択。
【接続の確認】
これで設定は完了です。親機の機器診断→無線LANで、ath0.1.sta1に子機が接続していることを確認してください。
接続に成功したものの、チャンネルが同じになってしまうため、あまり実用的じゃないかもしれない。
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