2016/05/26

Windows10へのアップグレードに失敗する場合の対処方法

メインPCをWindows7からWindows10へアップグレードしようと試みましたが、インストールの途中で止まってしまい、失敗してしまいました。最初のうちは自動的にWindows7へ戻っていましたが、試行錯誤しているうちに、パソコンが一切起動しなくなってしまい、バックアップから戻して事なきを得ました。

環境を引き継ぎたいので新規インストールはしたくありません。そこで、ハードディスクを別のPCに接続して、Windows10へのアップグレードする方法を試みてみました。ところが、パソコンが変わるとライセンス認証をやり直す必要が生じ、ライセンス認証を通過していないとWindows10へのアップグレードを開始できません。

試行錯誤のすえ、2台のPCを使いながらも、Windows10へのアップグレードに成功したので紹介します。うまくいかずに、パソコンが二度と起動しなくなっても当方は責任は取れませんので、あらかじめ、ハードディスクのバックアップを取り、自己責任において実施してください。

1. ハードディスクのバックアップを取っておきます。また、Windows10のインストール用DVDを作成しておくと便利です。

2. ハードディスクを取り外し、別のPCに接続して起動します。起動後、デバイスのインストールが続きますので終わるまで待ち、画面の指示に従って、システムが安定するまで何度か再起動を行います。この時点ではライセンス認証が無効になっていますが、気にしないでください。うまく起動しない場合は、他のPCで試してください。

3. ハードディスクを取り外し、元のPCに接続して起動します。

4. Windows10へのアップグレードインストールを開始します。画面の指示に従って進め、セットアップ用ファイルのコピーが終わるまで待ちます。

5. パソコンが自動的に再起動したら、BIOSの画面が出ている間に電源を切ります。←ここ重要。電源を切るのが遅れてインストールが始まってしまうと、最初からやり直しになったり、パソコンが起動せずにバックアップから復元する必要が生じてしまいます。

6. ハードディスクを取り外し、先ほどのPCに接続して起動します。インストールが開始され、うまくいけば、何度か再起動の後に、Windows10が起動します。インストールが止まってしまう場合は、他のPCで試してください。

7. ハードディスクを取り外し、元のPCに接続して起動します。デバイスのインストールが行われた後、Windows10が起動します。この時点で、ライセンス認証も認証済みの状態に戻ります。

以上、健闘を祈ります。

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