伊賀市の賑わい創出グランドデザイン(案)に対するパブリックコメント提出意見
http://www.city.iga.lg.jp/ctg/24607/24607.html
P3 伊賀市域の都市構造
ゆめが丘が無視されているか、位置が間違っています。
P8, P9 新しく整備すべき施設のイメージ
上野市駅東側にぼくらの館(子ども専用の遊び場)、銀座中央駐車場に脳トレ科学館などは、上野商工会議所が民間として自由に整備していただければいいのであって、あえて税金を使うような施設ではありません。
(1-あ案、1-い案)
岡本市長は南庁舎を残すことを公約に市長に当選したのであって、南庁舎を取り壊すという答申は、民意を無視した越権行為ではないでしょうか。
そもそも、今回の答申で、南庁舎の取り扱いを決定する必要があるのか疑問です。現市役所に置く施設の種類のみを答申し、南庁舎を取り壊すかどうかは、市長に判断を任せればいいのではないでしょうか。
骨董好きの市長が南庁舎を残すことにこだわるのは分かりますが、南庁舎の取り壊しにこだわる人の考えが理解できません。市長は耐震補強をしてリフォームすれば新築同様になると説明しているのですから、それでいいのではないですか。なぜそこまで南庁舎を忌み嫌うのでしょうか。南庁舎にこだわる市長も説明不足です。リフォームを主張するのであれば、リフォームして新築同様になったイメージCGを公表してはどうでしょうか。誰もが今の汚い状態のままを想像してしまっています。
(1-あ案、1-い案、2-あ案、2-い案)
上野図書館の東側の菅原神社駐車場を急に使うようになったのはどういうことでしょうか。この土地の買収金額も示されていません。菅原神社の内諾を得ないまま計画を進めるのは危険です。奥に民家が1軒ありますし、現在駐車場を利用している人もいます。これら関係者の了承が得られる保証はあるのでしょうか。菅原神社の氏子関係者の委員から聞いた話だけを根拠に、菅原神社駐車場を使うという答申を出すのは無責任です。
これまで、菅原神社駐車場は買収できないという前提で色々な検討がなされてきたのであって、菅原神社駐車場を買収できるのであれば、これまでの他の検討会の答申が白紙に戻ってしまうのではないでしょうか。
そのそも、上野図書館は耐震性があり、書庫と駐車場が足りない事だけが問題でした。菅原神社駐車場を買収できるのであれば、そこを図書館の駐車場とし、現駐車場に書庫を増築すれば、図書館問題は一挙に解決します。最もシンプルです。
(1-あ案、2-あ案)
上野図書館を取り壊して菅原神社駐車場に新芭蕉翁記念館を建てるという案ですが、そもそも、上野図書館を新芭蕉翁記念館に改修するという案は、上野図書館に耐震性があり、取り壊すには忍びないから出てきたアイデアです。上野図書館を取り壊すなら、こんな狭くて分かりにくい場所に新芭蕉翁記念館を建てる意味がなく、大前提から間違っています。
- 上野図書館は耐震性がある→新芭蕉翁記念館に改修
- 上野図書館を取り壊す→新芭蕉翁記念館にする前提がなくなる
(1-い案、2-い案)
上野図書館を新芭蕉翁記念館に改修する案ですが、菅原神社駐車場は下図の通り、車の出入りに問題があります。道路は狭いし、一番ましな接続道路も一方通行になっています。この狭くて分かりにくい場所を観光客用の駐車場にするのには無理があります。観光客が道に迷うのは目に見えています。観光バスも入れません。最低限、三重銀行前の道路だけでも一方通行規制を解除する必要があると思います。
(1-い案、2-い案)
新芭蕉翁記念館は、伊賀の誇りとして、大垣の奥の細道むすびの地記念館に負けない、日本一の立派な施設にしてもらいたいです。奥の細道の終点というだけの大垣と、芭蕉翁が生まれ育った伊賀とでは、重要度が比べ物にならないのは言うまでもありません。
上野図書館(床面積1,679㎡)では、芭蕉翁記念館基本計画(2,000~2,200㎡)や大垣の奥の細道むすびの地記念館(2,329㎡)より狭く、場所も観光客には分かりにくいです。
床面積 | |
上野図書館 | 1,679㎡ |
芭蕉翁記念館基本計画 | 2,200㎡ |
奥の細道むすびの地記念館 | 2,329㎡ |
下図は、上野図書館と奥の細道むすびの地記念館を同縮尺で比べたものです。展示室だけなら出来るでしょうが、休憩コーナーや物販コーナーのスペースが足りません。スペースを確保するために、北側に増築する必要があると思います。
(桃青中学校跡について)
桃青中学校跡地は駐車場にする事を提案します。本当は、上野公園との間に橋を掛けて新芭蕉翁記念館を建てるのが一番ですが、文化庁の頭が固いために橋が掛けられないのなら仕方がありません。ここを駐車場にすれば、城北駐車場よりもアクセスが良い駐車場になります。桃青の丘幼稚園との共用化もできます。水道タンクを設置する計画があるので、必要な40m×40mの敷地を地図上にプロットしてみました。下図の通り、まだまだ敷地に余裕があります。
(上野支所について)
市役所移転後の上野支所は、上野図書館またはハイトピアまたはふれあいプラザに設置するのがよいと思います。
(駐車場のアイデアについて)
住民説明会で出た、観光客に長く滞在してもらうために、長時間の駐車を無料にするというアイデアは素晴らしいと思います。例えば、3時間以内は有料、3時間超~10時間は無料、10時間超は有料のようにすれば、市街地への回遊も期待できます。駐車場の営業時間や制限時間を調整することで、地元市民がバスや電車に乗るために長時間利用することも防げると思います。減少する駐車場収入は、市役所新庁舎の職員駐車場を有料にすることでまかなえばいいのではないでしょうか。
まとめ
(菅原神社駐車場を買収しない場合)
菅原神社駐車場を買収しない場合は、駐車場問題が解決できないので、上野図書館を集客施設として利用することは不可能です。南庁舎に新図書館と新芭蕉翁記念館を併設し、北側に観光施設を建設する方法を提案します。図書館と芭蕉翁記念館は同じ文学の分野で、図書館に芭蕉コーナーを設けるなど相互に補完できる関係にありますし、共用化でカフェやホールなどの重複部分の床面積を削減して、より面積に余裕が生まれます。狭くなる駐車場は、桃青中学校跡地でまかなえます。上野図書館は売却するか、上野支所として利用すればいいと思います。
- 南庁舎→新図書館+新芭蕉翁記念館
- 北庁舎跡→観光施設+第一駐車場
- 桃青中跡→第二駐車場(幼稚園駐車場と共用化)
- 城北駐車場→第三駐車場
- 上野支所は上野図書館またはハイトピアまたはふれあいプラザへ
新図書館の床面積=3,600㎡…①
新芭蕉翁記念館の床面積=2,200㎡…②
南庁舎の床面積=5,927㎡…③
①3,600㎡+②2,200㎡=5800㎡<③5,927㎡
(菅原神社駐車場を買収する場合)
菅原神社駐車場を買収するのであれば、シンプルに、図書館の北側に書庫を増築すれば、図書館問題は解決します。三重銀行前の道路だけでも一方通行規制を解除すれば、駐車場へのアクセスが改善できます。南庁舎に新芭蕉翁記念館+観光施設を設置すれば、床面積的にも問題ありません。
- 上野図書館→書庫を増築、東側に駐車場
- 南庁舎→新芭蕉翁記念館+観光施設
- 北庁舎跡→第一駐車場
- 桃青中学校跡→第二駐車場(幼稚園駐車場と共用化)
- 城北駐車場→第三駐車場
- 上野支所はハイトピアまたはふれあいプラザへ
(上野図書館に新芭蕉翁記念館にこだわる場合)
あくまでも上野図書館に新芭蕉翁記念館を設置することにこだわるのであれば、2-い案を支持します。最低限、図書館北側に建物を増築する必要があります。上野図書館の床面積1,679㎡は、芭蕉翁記念館基本計画の必要床面積2,000~2,200㎡に遠く及ばす、大垣の奥の細道むすびの地記念館の2,329㎡よりも大幅に見劣りしたものになってしまいます。北側に増築すれば、床面積の問題はクリアできます。駐車場はアクセスに問題があるため、三重銀行前の道路だけでも一方通行規制を解除する必要があると思います。
- 上野図書館→増築して新芭蕉翁記念館に、東側に駐車場
- 南庁舎→図書館+観光施設
- 北庁舎跡→第一駐車場
- 桃青中学校跡→第二駐車場(幼稚園駐車場と共用化)
- 城北駐車場→第三駐車場
- 上野支所はハイトピアまたはふれあいプラザへ
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