三重県伊賀市ゆめが丘地内に建設中の近鉄伊賀ゆめが丘ソーラー発電所の工事は順調に進行中です。
メガソーラーに大反対の住民自治協議会が集めた署名は過半数を超えたようですが、その後特に何かあったわけでもなく、工事は粛々と進められています。自治会の広報誌でもメガソーラーのことは触れられなくなりました。
住民自治協議会がメガソーラーに反対だった一番の理由は、市役所新庁舎の移転候補地がメガソーラー予定地になっていたからだと思うのですが、市役所候補地にはソーラーパネルは置かれずに空き地として残りますし、市役所の移転先も別の場所になりました。今後はこの空き地にショッピングセンター等の誘致を求めていくのではないかと思いますが、近くにイオンタウンが建設中ですし、メガソーラーでここまでの反対運動が起こされた以上、ショッピングセンター等の進出も二の足を踏まれるのではないかと懸念しています。
平成25年8月22日~24日までの3日間、安全性に関する説明会が計6回開かれ、うち1回に参加してきました。事務所での説明の後、外に出て、ソーラーパネル周辺の電磁波や気温を測って、環境に悪影響を与える心配がないことが説明されました。ソーラーパネルは家庭の屋根に乗っているものと同じで、枚数が多いだけだそうです。1ユニットを家庭用のパワーコンディショナーに繋ぎ、コンテナ倉庫内の電化製品を動かすデモなども見せてもらいました。
さて、現在はソーラーパネルの設置は完了して、グーグルマップの航空写真でも壮観な姿が見られるようになりました。
予定では、5月までで電気設備工事を完了し、6月~7月に変電所設備工事、8月~9月に試運転・調整工事となっています。中部電力側の送電線移設工事が6月~12月に予定されており、運転開始は当初予定の9月から遅れて12月になる見込みです。
【近鉄伊賀ゆめが丘ソーラー発電所 定点観測】
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