2013/03/19

近鉄ゆめが丘ソーラー発電所(続報)

三重県伊賀市に近鉄が建設するメガソーラー「近鉄ゆめが丘ソーラー発電所」の工事が4月から始まることになり、住民説明会が開催されたので参加してきました。

同発電所は、平成25年1月11日付けで「再生可能エネルギー発電設備」として認定されました。発電開始は平成26年の10月になりますが、認定の時点で買い取り価格が確定し、20年間、42円/kWで売電される事になります。

工事期間

平成25年4月1日~平成26年9月30日

工事行程

平成25年04月~05月 フェンス工事①
平成25年05月~11月 太陽電池基礎工事、架台工事、取付工事
平成25年11月~12月 フェンス工事②
平成26年01月~05月 電気設備工事
平成26年06月~07月 変電所設備工事
平成26年08月~09月 試運転・調整工事

説明会では、計画自体に反対する意見は出なかったものの、外周フェンスの位置や高さに関する異論が多数出ました。

当初の計画では、外周フェンスは敷地境界線上の土手の下に設置するとされていたのですが、前回の説明会で反対意見が多く出た一方、土手の下のままでいいという意見も出て、検討の結果、土手の真ん中に設置するという回答でした。これに対して、私を含め、土手の上に設置すべきだとする反対意見が続出し、フェンスの位置については再検討するとの約束をいただきました。

また、フェンスの高さが2mと計画されている事について、圧迫感があるのでもっと低くして欲しいという意見や、子供が進入しないためには高い方がいいという意見も出て、色を含めてシミュレーションして、圧迫感のないようにすると約束していただきました。

私からは、次のような意見を申し上げました。

  • 近鉄の企業CMに使うなど、メガソーラーで伊賀をPRして欲しい。
    → お約束します。
  • メガソーラーで伊賀の名が全国に広まるよう、発電所名に「伊賀」を入れて「近鉄伊賀ゆめが丘ソーラー発電所」にするとか、愛称を募集などしてはどうか。
    → 検討します。
  • 子会社の本社を伊賀市に置いて、地元に税金を落として欲しい。
    → 本社直営で子会社は作らないけれど、今でも土地の固定資産税を伊賀市に納めているし、これからは設備の固定資産税も納めることになります。
  • 小学校の社会見学のための展望台は設置しないのか?
    → 見学施設を設置する予定をしています。

他にも、次のような意見が出ました。

  • メガソーラーが出来る事で地価への影響は?
    → 特にないと思います。
  • 防犯カメラの数が多すぎると威圧感がある。
    → 数百先まで写る高性能の赤外線カメラを設置するので、防犯カメラは6ヶ所です。
  • 雨水の処理は大丈夫か?
    → 造成時から建物が建っても大丈夫なように調整池を設計しているので問題ない。
  • 朝の工事ゲートが開く前にトラックが路肩に駐車しないように。
  • 騒音はデジタル表示をして、レベルを超えると赤色灯が回るなどして欲しい。

順調に工事が進めば、今年の夏頃には太陽光パネルがずらっと並んだ光景を見る事ができそうです。

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↑ 近鉄ゆめが丘ソーラー発電所の建設予定地



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